●第1園庭
高低差、草木と土・水がテーマの園庭。狭い園庭でも遊びが広がり体力がつくよう、起伏のある地面と三層からなる総合遊具を設けています。
総合遊具は上層へ上がるために登り棒や巨大滑り台、クライミングなど備えていますが、あえて登るための階段をつけていません。
それは力のない子が上がればおもわぬ怪我の危険性があるためであり、事故を未然に防ぐ意図があってのことですが、
子どもはたくましく、二層のトランポリンで遊ぶため、2歳児から滑り台を逆走し、あっという間に登る力をつけていきます。
園庭の中心には大きな立体的は土留めを作り、井戸を掘り、土遊びや水遊びが満足できるように環境を整備しています。
土遊び場の周りには、車輪コースを作り、ストライダーやバギー、スケーターで旋回して遊べるようにしています。
また、園庭の周囲には実のなる木が植えてあり、実を集めて食べたり、クッキングに使ったりと、遊びや季節に色を添えてくれます。
最近は生き物の定着が進み、バッタやセミ、カエルの捕獲に時間を使う子どもが多くなり、平安の運動所での人気の遊びになっています。
●第2園庭(スポパー)
スポパーは、ボール遊びがテーマの園庭。サッカー、ドッジボール、バスケットボールなど楽しんでいます。
低年齢児はボール遊びにとらわれず、乗り物遊びや散策、ひなたぼっこと多様な利用をしています。
●第3園庭(ワン・ツーパーク)
ワンパーク・・・ワンパークは開放感がある遊びがテーマの園庭です。小学校の校庭タイプで、広い空間を使った遊びや競技を楽しんでいます。
ツーパーク・・・主に0、1歳児専用の遊び場となっています。
低年齢児にも優しい起伏や緑が、土遊びや散策といった活動意欲を掻き立て、体のバランス感覚を含めたそれぞれの感覚に影響を与えています。